雨樋について
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雨樋とは
雨樋は、屋根面を流れる雨水を集め、地上や下水に排水させるための筒状の建材です。
雨樋がないと、実は家を健全に保つことができなくなってしまうほど大変重要な役割を担っています。
雨樋が破損して正常に機能していないと、以下のような現象につながってしまいます。
(!)注意雨樋が機能してないとこんなことに!!
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(1)外壁を汚してしまう
屋根に落下してきた雨の全てが破風板や軒、外壁を伝うことになるため雨染みや汚れがついてしまう
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(2)劣化を早める
放置するとカビなどが目立つようになり、外壁がすぐに劣化してしまう。さらに、屋根から地面に直接水が落ちていった場合にも、住宅の基礎が老朽化しやすくなってしまう
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(3)雨漏りを引き起こす
ちょっとした隙間やクラック(ひび割れ)があれば、そこから壁内部に水が浸入し雨漏りを引き起こす原因になってしまう
雨樋の破損や劣化を放置すると、建物の寿命を縮めてしまうため、雨漏りはしていなくても、雨樋の劣化を発見したら、早めに修理をすることをおすすめします。
雨樋が壊れる原因
雨樋が壊れる主な原因
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(1)ゴミ詰まり
雨樋は円筒状になっているため、枯れ葉や風で飛んできたゴミなどが入りやすく詰まりの原因になってしまいます。9割は落ち葉が詰まりの原因です。
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(2)経年劣化
雨樋の耐久年数は20~25年です。それ以上経っている場合、雨樋が外れたり、割れて穴が空き雨漏りを引き起こす元凶になってしまうこともあります。経年劣化した雨樋は、新しいものに交換することをおすすめします。
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(3)支持金具のゆるみや破損
雨樋を支えている支持金具自体がゆるんで外れてしまっている場合、雨樋にかなりの負担がかかっています。状態により金具の取り付け工事だけではなく、雨樋全体の交換をおすすめする場合もあります。
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(4)継ぎ手の隙間
雨樋の継ぎ手に隙間がある場合は、接着不良か経年劣化が考えられます。「雨どい接着剤」で応急処置をすることは可能ですが、接着剤による補修は一時的な処置でしかないため、早めにご相談いただくことをおすすめします。
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(5)突風など自然災害による破損
自然災害による雨樋の破損や不具合の場合、火災保険に加入していれば保険の対象になる可能性があります。ご自身が加入している保険をご確認いただくことをおすすめします。
破損が複数箇所にわたる場合には注意が必要です。
全体的に強度が落ちている可能性があるため、雨樋全体の交換を検討する必要があります。
施工の流れ
雨樋は、劣化症状によって修理方法も変わってきます。
まずはどのような状態なのかを点検して適切な処置を行うことが大切です。
雨樋交換の場合…
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- STEP.01足場の設置
家全体に足場を組み立て、設置します。
- STEP.01足場の設置
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- STEP.02既存の雨樋撤去
既存の雨樋をすべて取り外し撤去します。
- STEP.02既存の雨樋撤去
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- STEP.03新規の雨樋を設置
新規の雨樋を一つひとつ丁寧に設置します。
- STEP.03新規の雨樋を設置
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- STEP.04点検・散水確認
支持金具のゆるみはないかなど、細かい点をチェックし調整します。
- STEP.04点検・散水確認
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- STEP.05足場の解体・清掃
足場を撤去し清掃をして完了です。
- STEP.05足場の解体・清掃
雨樋交換・修理料金
雨樋の部分交換・修理 | 5,000円~30,000円/箇所 |
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雨樋の継ぎ手の補修 | 5,000円~20,000円/箇所 |
雨樋のゴミ詰まり除去 | 5,000円~30,000円/箇所 |
雨樋の全交換(全体) | 15万円~60万円 |